賃貸併用住宅とは、自宅と同じ建物に収益をあげられる賃貸物件があるイメージです。例えば、一階に自宅、二階、三階は賃貸で貸し出す部屋。と、言った感じです。
今回はそんな賃貸併用住宅のメリットデメリットについて書いていこうと思います。
メリット
①賃貸併用住宅は住宅ローンが使える可能性がある
購入部分の特徴として、住宅ローンを使って賃貸物件を購入する事が出来ます。
賃貸併用住宅では、金融機関によって投資用ローンだけでなく、住宅ローンの融資を受けられる可能性があるんです。住宅ローンの適用によって、返済期間が長くなったり、金利が安かったりなど、有利な条件で物件を購入できる可能性が出てきます。
②住宅ローンを家賃収入で返済できる
メリット2つ目は、自宅の購入に必要な住宅ローンを家賃収入で返済できる事です。
部屋数や、月々の返済額にもよりますが、うまくいけば、返済だけでなく収益も十分に得られる可能性があります。
デメリット
①利回りはそんなによくならない。
物件の丸々賃貸にはならないので、当たり前ですが利回りはアパート投資などに比べもちろん低くなります。
②出口戦略が立てづらい
賃貸併用住宅も、何らかの事情で手放さねばいけないことも出てくるかもしれません。
しかし、賃貸併用住宅は賃貸物件の運営に興味がない実需利用の方にとっては、アパートが何部屋も付いている使いにくい住宅としてなかなか興味を持ってもらえなかったり、購入費用が大きくなることで、買い手の需要が減ってしまいます。
不動産投資家にとっては、建物の全部屋を賃貸にしやすいわけではないので、利回りが低い物件として見られてしまいます。
賃貸併用住宅はあくまで自分たちで使うからこそメリットがあるもので、純粋に居住用物件が欲しい人、また投資用物件が欲しい人にとっては、そこまで興味を持たれない可能性が高いのです。